50.002%

キヤノンが逆転勝訴 テレビ用SED特許巡る米控訴審とのこと。アメリカの最高裁で二審判決が覆る可能性は、1000分の1ぐらいなのでたぶんこのままいけるのではないかと。

ただ、なんでこんなニュースを取り上げるかというと実は、なかなか興味深い話がある。このキャノンを訴えているナノ・プロプライアタリー社というのが、何故裁判を起こしたかという点。このナノ・プロプライアタリー社は、キャノンで当時、550万ドル(約6億6000万円)で権利を販売している。その契約内容は特許に関してキャノンもキャノン子会社も使えるという内容だった。ここで問題になるのが50.002%。これは、SED開発で東芝とキャノンで作った合弁会社に置ける株式の持ち株割合。この50.002%は、キャンの持ち分割合になる。この会社がキャノンの子会社としてこの特許を使うことをナノ・プロプライアタリー社は、契約違反とした。

てな、話を日経ビジネスオンライン*1に出てます。なのでこの裁判がどういう趣旨で逆転したのかが非常に気になるってところ。続報があるといいなぁ。

*1:要登録なんですが、なかなか面白いです。