恵比寿とか目黒不動尊とか 其之弐

林試の森公園を抜けた先に目黒不動尊があります。池波正太郎剣客商売では、何度なくこの目黒不動尊が登場します。主人公の秋山小兵衛は、今で言う東京都墨田区堤通あたりに隠宅がある設定になります。ここから目黒不動までは、かなりの距離があります。それを徒歩や駕籠で移動していたわけですから大変だったのではないかと勝手に想像してしまいます。

ちなみに今の入り口は、こんな感じ。


小説には、稲葉屋という料亭が出てきますが、今は、ございません。かわりに鰻のにしむらさんがございます。

非常に鰻の焼ける香ばしい匂いが当たりに充満しております。うまそうだなぁ。鰻をよそ目に先を進むと山門が見えてきました。

なかなか、立派な楼門ですが、昭和37に建てられたコンクリート製。先の階段を上っていくと本殿の方へたどり着きます。


家内安全・無病息災なんかをお祈りしてきました。さて、時計もちょうど、お昼を回ったところ。このまま恵比寿まで行くかそれとも手前でご飯を食べるか悩ましい時間になって参りました。

つづく