里帰り Part.5 小鹿田焼

小鹿田焼という焼き物がある。嫁が、3月ぐらいから興味を持っていたのだけど、オレ的には、地味なのであまり興味がなかった。でも、田舎からちょっと離れているけどいけない距離ではないって事もあって訪ねてみることに。

途中、小国町の道の駅による。なんでカラス張りなんだろうといつも思う。小国町っていうとわかりにくいのだけど、小国は、黒川温泉のある街。ということで帰りは温泉。

2時間ぐらい車を走らせてナビの通り行くのだけど、「本当にあんのか?」っていうような道をひたすら走る。走って走って走って到着。もうね、村って感じのたたずまいが何ともな場所だった。

まず、小鹿田焼についてちょっと書く。まあ、Wikipediaなんか見れば分かるのだけど、福岡県の小石原から招かれた陶工と小鹿田の地元の陶工がはじめたとなっている。で、小石原焼は、伊万里から呼ばれた陶工に寄って始まったとされている。個人的には、伊万里より唐津な感じがする。

小鹿田には、ちょっと特徴的なところがあって窯元は代々長子相続で技術を伝える方法をとっているため弟子を取らなかった。その結果、開窯以来の伝統的な技法が残っていてこれが重要無形文化財に指定されている。



そういう話の印象もあってかなり深い山里の集落という態になっているのだろうか?この感じも悪くない。


村には、水路が通っておりその水路は、土を砕くための杵の端に水桶があり、水がたまると杵の頭が持ち上がり、水が抜けると下がるというしかけになっている。



李朝系登り窯、初めて見る感動。と、感じな町並み。で、肝心な陶器の方は、撮影してません。だって、各窯元で売っているのだけ、撮影して良い物かどうか悩んで撮影しませんでした。でも、嫁はがっつり買いましたよ。自分も買いましたが、わざわざここにきてなんでこれ買ったかなぁって赤面の極み。はー。

そうそう、小鹿田焼は、想像以上に良い器でした。使うとその美しさが増すというか器一つで料理とは、ここまで変わる物かといのを体感。赤面な茶碗と小鹿田のすばらしさについては、後日改めて。