Paypalブロガーイベント

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AMNさん主催の「Paypalブロガーイベント」に顔を出してきました。結構、辛口に書いてありますがまあ美辞麗句ばっかり並べてもしょうがないかなぁというところで。

ネットで買い物をしてお金を払うと言うこと。

Paypalを使ったことがある人は、説明不要だけど、Paypalは、メールアドレスがあればお金のやり取りが出来るシステム。これを利用するとeBayやほかのサービスなんかでもお金の支払いが楽になる。これを知ってからという物すぐに必要ない物で安く買えるものは、絶対にeBayを検索するのがお約束。でもね、日本で買った方が安い物もまれにあったりするので一概に言えないけどこういう消費行動をするようになったのもPaypalと簡単な決済手段と安心できるシステムがあるからと行ってもいい。あと、お金を払うという意味では、クレジットカードがある。海外のwebショップとかでインターネット決済のような非対面決済に関しては結構使うのがめんどくさい。その辺については、3年ぐらい前にちょこっと書いたのでこっちを読んでほしい

便利で安心なサービス、そして、対価

Paypal決済手段として190カ国25通貨に対応してる。実際に日本でこういうサービスをやっている会社はない。あとは、バイヤープロテクションね。買う人が詐欺に当たり、不良品だったりした場合、ショップ対応が悪かったりしたりするとPaypalが対応するというサービスがある。でも、実際になんでも使えるわけではなく、適応条件に合ったりする必要があるが購入者保護としては親切な方じゃないかと思う。

と、いいサービスなんだけど、その資金はあくまでもユーザーが支払うレートからになる。レートは、2.5%。銀行のドル両替と同じぐらいね。受け取る側はもうちょっとお金かかるんだけど「2.9% + \40 JPY〜3.6% + \40」ってWebと表記されている。で、これが高いか安い買っていうとかなり安いと思う。たとえば、JCBっていう会社があるんだけど設立したばかりの会社がここのカードを取り扱えるようになろうとしたらかなりの確率で5%以上の手数料をとられた。10%近かった言ってもいいと思う。そこから見たらとってもかわいいと思う。

HopShopGo

HopShopGoは、いわゆる海外通販代行と転送代行をやってくれるってサービス。Paypalで決済するとBuyer Protectionがつかえるとかメリットあり。ただ、普通の転送屋さんより作り込んでる手前、操作がめんどくさいと思われる。2chの海外通販スレとかのぞくとまあ転送屋さんの話は、ぼろっかす書かれてる。USA-GETGooppingを使ってるけどUSA-GETは概ねいいじゃないかと思うけど、Gooppingは、イマイチだ。なのでこの上を狙ってやっていただけるとイイだけど・・・と、思ったのだけ今回の説明を受けた印象をまとめるとこんな感じ。

  1. 日本だけのサービスではなくアジアパシフィック向けのサービスなので日本人に合うか不明。
  2. 日本向けにという要望がすべてリクエストベースになるため改善されるかが分からない。
  3. 他社サービスとの比較・ケーススタディが一切掲載されていないのでリードタイムが分からない。
  4. Webシステムとして結構作り込んでいるので面倒なのか簡単なのかが非常にわかりにくい。


個人的には、金額と早く届くか届かないかのバランスがとれているか分からない。あと、輸入時に通関の為の資料作成が必要なので購入した物をちまちま入力する必要がある。今のところ、サイトはよくできているけどそれ以上のことは一切分からないので現時点では評価不能。一点だけ言えるのは、Sales Taxがかからないオレゴン州に倉庫があるのでこの点だけ見るとGooppingよりはいい。

ちなみにHotShopGoで実際に買い物に挑戦したyumiking DiaryのYUMIさんのプレゼン。ボディーソープ20本を購入しようとして・・・って話で結局出来なかったとのこと。ちょっと難しいところありそうだけど、ちょっとほしい物があるので今後、人柱になってみる予定なので結果は後日。

質疑応答

  • 再梱包は、してくれますか?
    • はい、有償ですが出来ます。
  • 複数の商品を再梱包はしてくれますか?
    • いいえ、できません。3つのものを一つにまとめるだけです。
  • どのくらい大きいものが運べますか?
    • 運送会社のDHLの配送メニューに準拠します。
  • フェラーリは運べますか?*1
    • いえ、無理です。


ちなみにフェラーリ、eBayで買うとすごく安い。オレは、360をずーっと見てるんだけど、これなんて420万だぜ?ここから輸入手続きやったりして横浜港渡しで500万円ぐらい?乗り出し、どこまで手を入を入れるかに寄るけど日本で買うよりは、ちょっと安いとは思う。何度か書いてるが、7月から輸入貿易実務の学校に行くのは、これを実現させるためだwww

終わってからの雑感。

普通に面白かった。ちょっとだけオフィスを見せてもらったが意外と少ない人数でオペしてるんだぁと思った。でも、アメリカンな感じなオフィス。個人的に加盟店営業部門で雇ってくれないかなぁ?と、ちょっと思ったのは内緒だw Paypalってどちらかっていうと加盟店が割と楽できる仕組みだと思うんだよね。カード情報保持の必要も無いし、BINの仕向けを自分たちで設定する必要*2ないし、すべてPaypalクワイリングって思えば超楽ちん。タリフ一律固定になったりするところあるけど*3スタートアップで物売る場合は、楽なんじゃないかなぁ。もうちょっと、突っ込むとたとえばお客様のカード番号を保持して決済会社に送信した場合、取引量によってはPCIDSSというカード業界のセキュリティ承認を受ける必要がある。カード業界のPマークみたいなものな。で、このPCIDSSの審査は100万円前後かかるのと対応するには、厳密にシステム設計・運用をする必要があったりともっとお金がかかる。Paypalを利用する分には、あくまでも決済処理はPaypalでショップでの対応は必要なしになるとか・・・

あと、yumiking DiaryのYUMIさんが英語が苦手っていってたけど、ほしければ情熱で何とかなります。ホント。海外通販で相当お金使ってるけど、トラブったのはeBayで一回だけ。ググるさんに聞いて適当な英部見つけてコピペして書き直せば何とかなるっていうかオレは、なった。必ず大丈夫だと言い切れるものではないけど、リスクと得られる物のメリットをちゃんとはかりにかけてどうしてもほしい物がある人は、試してもいいじゃないかと思う。そんなとき支払いがPaypalだとちょっと安心できる。サポート、本当にいいよ。たまたまかもしれないけど、この対応の良さがオレの中のイメージの良さに貢献していると思う。

ということでちょっと半端なレポになったけど、HotShopGoの続報をお待ちください。

*1:質問したのはオレだwww

*2:カード決済をする場合、カード番号の先頭4桁ぐらいの数字をみてどこのカード会社で処理をするかを設定することが出来る課金決済サービスがある。なんでこういうことをするかというとカード決済手数料のタリフなどが変わる為、細かく設定することでカード決済手数料を低く抑えることが出来る。でも、最近の決済サービスだとこのあたりの必要がないところ多くなって来てるかも。昔のJCBの子会社の決済サービスとかは設定が必要だったと思う。

*3:各カード会社との取引量などでカード決済手数料のタリフが変わる為、一律で縛られると手数料的に高くなる場合がある。