チラシの裏 其の弐拾ぐらい ドル安。

76円かぁ・・・含み損で1ドル当たり12円の我が家は、泣くに泣けない状況でございます。まあ、危機打開の方法は、現時点でロスカットをするか追加で購入するかのどちらか。もっとも、これ現物なのね。日本もどうなるか分からないからね。

で、素人考えでこの先どうなるんだろう?と、思っていることをちょっと殴り書き。長文で素人考査なのでお時間に余裕のある方向け。

間違っていると思う「円高

ニュースで「円高」って別に円の価値が上がっているわけではないよ。金利が安いから円借りてほかの外貨に投資するって感じだからね。だから個人的には「ドル安」。そもそも、ドルが安くなりすぎて投資としてまずくないか?っていう空気が市場にあふれてるから円買ってるって感じ。

1ドルいくらになるか。

まあ、個人的には60円ぐらいになってもおかしくないんじゃないかなぁと最近、思い始めてきた。

[世] インフレ率の推移(1990〜2011年)の比較(日本、アメリカ)

これ、インフレ率の推移。日本ってホント、この20年間物価って上がってないよね。でも、アメリカはきっちり上がってて、58.05%の上昇。これに対して日本は、8.06%。1990年頃1ドルで買えてた物が1.6ドルぐらいになっていることになる。で、1990年、1ドルの年間平均レートが144.83円*1なのでこの1.6倍だと1ドル231.7円になる。すんません、大嘘です。もう一つ数字が抜けてました。通貨発行量を念頭に入れる必要があることを思い出した。で、ニュースで出てくるFRB、あれって民間の銀行な。もうね、映画張りの歴史があるわけですよ、このFRBは。アメリカは、過去何度も通貨発行権を国が取ったり民間のシンジケートが奪ったりと泥臭くてオーウェン・グラス法とか調べるとおもしろいよ。香港ドルも発行しているのは、4つの銀行。あと、日銀は一応民間企業で店頭公開株だったよ、確か。今は、どうなってるか知らない。で、その通貨発行っていうか国債だっけ?の発行は、ここで見ることが出来る。細かいデータは、こっち。簡単に書くと1990年から2007年までの発行額と2010年の発行額を比較すると2010年の方が多い。そうなるとインフレになってもしょうがないよなぁって思えてくる。逆に76円で留まっているのが高すぎる印象が出てくる。今年もがんがん刷ってる訳でどうなんだろうなぁって・・・。

アメリカのデフォルトってあるのか?

オレね、あるんじゃないかと思えてきた。でも、これってハードモードな。だって、アメリカがデフォルト起こすって相当すげー事だよ。でも、ロシアも一度やったしなぁって思えても来る。で、やってどのくらいで立ち直るかなんだけど、割と時間かからないような気もする。で、ハードモードでFRBとかを整理して金融関係の法律とか見直して膿み出して・・・ってとか。でね、そう思えるのはアメリカの金の保有量。ここに最新っぽいぐらいグラフがあるんだけど確か9000トンぐらいあると思う。で、1g当たり4200円ぐらいしてる金なのでざっくり計算しても37.8兆円ぐらいある訳で何とかなるんじゃないかと思うんだよね。少なくとも日本が今、デフォルトした場合と比較したら安心感ある。ちなみに日本の金保有量は、840トン、EU加盟国は、ドイツが3700トン、イタリアが2700トン、フランスが2680トンとなっている。なんかあっても無くてもメリットデメリットがあるのでどうだろうって言った印象。どちらにしても8月2日以後の政策次第。

個人的には、日本の方がやばくないか?

ドル安、震災、放射能と本邦は、アメリカ以上に有事。個人的には、本当に早く日本から抜け出したい。政府にお金を可能な限り支払いたくない。もう、まともに使われることが無いと思っているし。そもそも、政府っておかしいよね、行政府としての執行実施に不備があっても誰一人責任取ることなく、国家として国民が責任を負うんだよね。なので枝野さんが「直ちに影響はない」って言っていたけどその後のいろいろ出てきたときには、既に過去のことなんだよね。だったら、最初から正しく言ってくれよ・・・いや、国民に不安をとかさぁ、あとからつけ払うのは同じなんだから。なんで最初に一番まずいことを報告しないのかね?あと、上もそういう話を聞かないのかね?前の会社の役員で「なんで、おまえは、悪い話しか持ってこないのか?」って叱責されたことがあるのだけど、あり得ないよね。悪い話こそ、可及的に速やかに上長に報告、指示判断を仰ぐの危機管理含めて普通なんだと思うけどね。

ほかにも思うこといっぱいあるけどしょうがないよね。今の政権だと。はー、もう海外に移住したい。どこがいいかなぁ・・・。