南の島でお勉強 28日目 Part.61 Hawaii Army Museum

最終日。朝起きて、シャワーを浴びて部屋を片付ける。チェックアウトが10時なのでそれにあわせて部屋を出る。この1ヶ月、体調が悪くなることもなく、快適に過ごせたのはこの部屋のお陰だろうね。

ホント、独身だったら買い取って住みたいぐらい良い感じだった。

ラナイからの景色。最終日は、あいにくの天気。

左に見える屋上がとんがってるビルが、アイランドコロニーっていうコンドなんだけど、今回お世話になったアクシブバケーションさんがペントハウスの管理しているらしい。こっちも一度泊まってみたい。

さて、バスのピックアップは、13時45分。最終日に行きたいと思っていた場所がある。それが、「Hawaii Army Museum」。まあ、人によっては最終日によく行くなぁって言う場所でもあるだろうけどね。

The BusなんかでAla MoanaからWaikikiなんかに来ると戦車が並んでるのが見えるよね。戦車は、M24中戦車。

その隣がチハの新砲塔か?

で、室内に移動。入場料はなく寄付のみ。入場の際には、名簿に名前を書く必要有り。Hawaii Army Museumとは、あるけど中の展示は、カメハメハ大王ハワイ諸島統一時代の船、武器なども展示されてて意外と面白い。

もともとこのミュージアムがあった場所は、Battery Randolphという砲台だったらしい。構造は、塹壕のような感じで対艦戦を想定していたらしい。それが戦闘機による攻撃という不意をついた形になったわけだからアメリカ人が山本五十六を評価するのは、分かる。

日本軍に関する物が少なからず展示している。やっぱり、ハワイだ。日本とのつながりに戦争がかかわるのは仕方ない。本当にこの時代、移民の方達がとてつもない苦労・・・たとえば、前にも触れたが第442連隊戦闘団、死傷率314%でアメリカの戦闘部隊でもっとも最多の大統領感状を7枚受賞した部隊。その部隊の隊員でMedal of Honer、日本語言う名誉勲章受章の名前が展示されている。その名前は、日本人の名字、名前を多く含む。日本人に対してとてもPoliteなのは、血で作られた名誉によるものなのだろうなぁと感じた。

そして、戦後60年が立ってハワイ出身の日系4世がアメリカ陸軍トップ、陸軍参謀総長にエリック・新関氏が就任。日本でニュースになったのかなぁ?ってぐらい報道された記憶が無い。イラク戦争ラムズフェルドと対立して一応任期を経て退官、現在は、退役軍人省の長官。このミュージアムでは、エリック・新関氏の展示コーナーがある。

少しだけ新関氏がやったことを本で読んだことがあり、個人的にはものすごく嬉しかった。日本では、勲一等旭日大綬章を受賞している。

見学終了。その足でヒルトンまで海に沿って歩く。はー、懐かしいなぁ。もっと早く来ればよかったと思いつつ歩く。ヒルトンから戻ってご飯を食べ終わったら12時をすぎたところ。

では、この南の島日記の最後は、ここで書こうと思った場所があるのでそちらへ移動しますかね・・・。